ウォーミングアップ

小学生の頃、私は国語があまり好きではなかった。

国語の授業では、先生が教科書を音読して「ここ線引いてね」と言った文章の右側を、定規を使って丁寧に線を引く。私はその瞬間がきたとき、いつも「しまった」という顔をしていた。

15センチ定規を忘れる、常習犯だったのだ。

先生は「今日はちゃんと持ってきてるかな〜?」と言いながら私の席のところに来て、多分毎回毎回何か小言を言われたのだと思う。その定規を忘れていた期間はすごく長いように記憶しているんだけど、実際は一週間とかそんなもんかもしれない。いや、一週間も毎日言われている物を忘れて登校するのもそれはそれで私に問題がある。でも、まぁ、小学生だから。今思えば、別にものさしでもいいし、なんならフリーハンドで全然かまわないよね。

 

同じような思い出がもう一つある。

 

漢字100問テスト。これが本当に嫌いだった。ん?50問だったか?

全然できなかったことに変わりないから、どちらでもいい。

全然できない人は、再テストを受ける羽目にある。

それが2時間目休みだか昼休みにあって、合格点を取るまで何回も受けなくてはならなかったんだけど、なんだかすごく沢山受けたような記憶がある。実際は三回ぐらいなのかもしれない。わからない漢字は毎回毎回同じ。

その漢字さえ書ければ合格点に届くのに、小学生というのは不思議な生き物で、そういう同じ間違いを何回も繰り返す。

 

みなさんはどういう小学生でしたか?